自分の身は自分で守るしかない!

「それは起こってはいけないのです」

本当に酷い事故で、とても、とても悲しいです。思い起こせば、18年前、まだ大阪にいた頃、広瀬隆氏の講演をききに行ったとき、「一度大きな事故でも起きないと原発の危険性は認知されないのでは、と思うことがあります。ただ、それは起こってはいけないのです」みたいなことをおっしゃっていた(ように思う)のが、現実のものとなりました。震災だけでもとてつもなく厳しい現実なのに、そこへ原発事故が加わり、現地の方々の悲嘆、絶望はあまりあるものです。
もし私のつくる米・野菜を自身の家族が食べられないとしたら、絶望感にとらわれて生きる気力をそがれるでしょう。

原発は人間が扱える代物じゃない

とにかく、もはや原発は推進・反対の二項対立ではなく、論理的にありえないのです。私たち人間が扱える代物ではありません。また、2050年には世界GDPの3割を占めると言われる自然エネルギー、10〜20年先でさえ、現在の数十倍の経済効果になるというのに、自然エネルギー関係の日本企業で世界的に見て収益をあげている会社は1社もありません。完全に政策の失敗なのです。
「原子力発電に対して安心する日なんてきませんよ。せめて信頼してほしいと思いますけど。安心なんてできるわけがないじゃないですか、あんな不気味なの」(原子力安全委員長 班目春樹氏の発言。東大卒やろ。もっとしっかりしてぇ。)
「日本政府の人たちは汚染地域の住民と直接会い、彼らの目を見ながら話をするべきだ。そして放射能の影響を受けた子供や妊娠中の女性がこれからどうなるかを真剣に考え、対策を講じることだ」(チェルノブイリ事故処理作業に関わった科学者のうち唯一の生存者である科学者の言葉。・・・13人は死亡)。
みなさん、自分の身は自分で守るしかないのです!
5月17日    (のり・たま農園  坂口和典)