つくし出て 九十一の 翁逝く

昨日の昼過ぎ、携帯が鳴って、相手の名をみたとたんに予感がした。

集落の2組の組長からだ。2組にお葬式ができたという。
集落内に葬儀ができると、隣どうしの組長は協力してかかる。2組の組長は葬儀委員長で、1組の組長のぼくは副の役目となる。あと1週間で、2年間務めた組長の御役目が終わるというときに! 思わず、溜息がでる。ほとんど2日間はお付き合いしないといけない。
2年前、初めて組長になって間もなく葬儀が2件続いた。1件目は2組、2件目は1組。初めての経験で戸惑ったが、集落の規定どおりしゅくしゅくと。2年間の任期に、あと何回葬儀をすることになるのか想うとぞっとしたが・・・。
昨日亡くなったのは91歳のおじいさんで、長いこと寝たきりだったという。もちろん顔も名前も知らない方だ。今日は午後から葬儀(28日)の準備にかかる。

雨がしとしと降っていた昨日、満開になった梅の木の辺りにつくしが出ているのを見つけた。雨も上がったことだし、午前中は小さなお客さんアキラとつくしを摘むことにしよう。

つくし出て 九十一の 翁逝く  空太  (2014.3.27)

※後に聞くところによると、翁は11年間も闘病生活(寝たきり?)を送ってこられたいう。ほんとうにお疲れ様、ご冥福を。