北海道発: 地場産間伐材→キノコ菌床→木質ペレット

【石狩】市は新年度から、地場産の間伐材を市内のキノコ栽培施設で菌床に活用してもらい、使用済みの菌床を木質ペレットに加工して、燃料として市の公共施設で再利用する事業に乗り出す。

市環境課は「エネルギーの地産地消ができるだけでなく、雇用の創出や地域経済の活性化につながる」と強調している。
事業の中心となるのは、社会福祉法人はるにれの里(石狩市)が運営する知的障害者らの就労支援施設「ふれあいきのこ村」(厚田区聚富)。
同施設は道東の業者が加工したおがくずを年間約200トン購入し、菌床に加工してシイタケを栽培している。現在既に使用済み菌床の約半量をペレットに加工してボイラーの燃料にし、残りを肥料として畑で使用している。ただ、日常的に発生する使用済み菌床の保管場所に困り、自家消費を超える量の肥料が発生していた。
きのこ村からペレットの活用を相談された市が、総務省の補助事業を活用して昨秋から検討し、専門家の助言を受けながら運用システムをつくった。石狩市森林組合が間伐材をチップ化してきのこ村に販売し、きのこ村がおがくずにした後、菌床に加工。使用済み菌床で作ったペレットは、市の公共施設の暖房やボイラーで燃料にする仕組みだ。
チップを地元の森林組合から購入するため、市外に流れていたお金を地域内で循環でき、地域経済の活性化にも役立つという。きのこ村は新事業に合わせ、新たに地元の障害者ら3人を雇用する。おがくず製造機などは、総務省の補助事業を活用して整備する予定。

続き Doshin Web 北海道新聞 (03/14 16:01)