悪循環を知った者の務めとして

アトピーの人たちは、化学肥料を使用された農作物を食べると一~四、五時間でかゆみが出てくるし、ひどい人は全身から黄色い汁が出てくる現実を見せられて、

化学肥料の恐ろしさを身をもって知ることができました。知った者の務めとして、農薬だけでなく化学肥料の恐ろしさを訴え続けると共に、畑や田んぼの中で繰り返される悪循環ならびに、農家の経済的悪循環にストップをかけたいと思います。
農薬や化学肥料を撒けば土の中の住人(菌やミミズ)が殺され、少なくなっていき、そのために、有機物の分解が出来なくなる。また除草剤を撒くことで草の種を絶やしてしまい、草や有機物が作り出してくれる多くのミネラルがなくなる。さらには化学物質を入れるために増々ミネラルがなくなる。さらには化学物質を入れるために増々ミネラル欠がひどくなり、病気が発生する。ここでまた農薬、化学肥料が必要になってくる。この繰り返しです。農薬なしでは農業は出来ないという悪循環を農家は受け入れてしまい、化学肥料、農薬で多大な経済的負担を抱えています。そして出来た作物はアトピーの人のみならず、実は誰も食べることが出来ないという恐ろしい物を世に送り出しているのです。
このような恐ろしい現状から抜け出すたった一つの方法が循環農法なのです。
二十年の年月をかけてやっと辿り着いた循環の法則。その法則を大地の中で証明してきた二十年。トータル四十年の年月の中で、天から教わった事を一冊にまとめ、今回、循環農法の本として出版することに致しました。今後も畑の中で天から多くの事を学ばせていただくと思います。(続く、本書プロローグより )

出典: 『循環農法』 赤峰勝人 なずなワールド

出典:拙著の取材のため赤峰さんを訪れたときに、なずなワールドの売店で購入した。この本に書いてある話を聞いたし、本書の表紙裏には署名サインとともに「循環こそいのち」と書いてある。ぼくは生涯見習い百姓でしかないけれど、この思いは年々深まっている。