立春の日の名残雪

立春(4日)に、予報どおり、この冬4回目の雪が舞った。


降ったというより、花吹雪のように舞っていた。
北島三郎の舞台の紙ふぶきの派手さはなく、
はらはらと、はらはらと、
桜の花びらのように舞い落ちた。
この分だと積りはしないが、名残りおしい気のする雪だこと。

屋外の気温はマイナス0.5度なのにさほど寒さは感じない。
この数日、17~18度にも上がったので、
寒いはずなのに、底冷えする寒さではないせいだろうか。
室内の温度は薪ストーブを焚いていないのに14度もあった。
底冷えのする日は、室温は10度以下に下がる。

昨年苗木を植えたばかりの蝋梅の花がほとんど咲いている。
鮮やかな黄色の花弁に白い花びらがおちては消え、水滴をのせている。
ろう梅とはよく言ったもので、
ロウ細工のように花びらが厚いのは、
立春前にも咲いて、
こんな雪の日も想定しているからかもしれない。

雪が大好きなミッチィーが小屋の外で、
しきりに遊びたがっている。
「遊ばないよ」と目線で合図すると、
いかにも名残り惜しげに小屋に入った。    

                                                   空太