今日一日は春の訪れ

雪のなかにも水仙は咲きこぼれ
つぼみのまま震え続けていた蝋梅が
わずかに花びらをほころばせている

芽吹きのときを待ちわびて
裏山の木々はたっぷりと水を飲み
竹林がさわさわと風になびく

青空に白絹のような淡い雲
トンビがゆうゆうと気流に泳ぎ
小鳥たちは忙しげに庭の梢を飛びまわる

土手の草々は小さな音をたて
濡れた畑は土の匂いを放ちながら
待っている百姓の出番

「ああ、もうすぐ行くよ」
畑を横目にして
無言でこたえる見習い百姓

もっと冬眠させてほしいから
うれしいような 有難迷惑のような
今日一日は春の訪れ


※ 今日は室温が17度、一気に7~8度も上がったけれど、3月でも雪が降ることがあるから、このまま春到来とは思えない。
夕方、オレゴンのブルーノとskypeで久しぶりに話した。大学(ブルーノは語学教師)から帰宅したばかりで向こうは夜の11時。冬は雨ばかりのオレゴン州なのに1か月も雨が降っていないとか。3年前にゴミ捨て場で拾ったというネコのカレンとも初対面。我が家のフーコにも挨拶をさせたけれどお互いに無視。