山形県発:伝統料理に挑戦 つるおかおうち御膳 主婦らが指導受ける

「つるおかおうち御膳」は、市食育・地産地消推進協議会と市食生活改善推進協議会が連携して2010年に発刊。


「つるおかおうち御膳」の料理教室が15日、鶴岡市中央公民館女性センターで開かれた。市内の主婦などが参加し、寒ダラのどんがら汁や同市藤島地域の郷土料理「関根みそ」などを習った。

 「つるおかおうち御膳」は、鶴岡の郷土料理や行事食などのレシピ集。地元の食文化を後世に伝えようと、市食育・地産地消推進協議会と市食生活改善推進協議会が連携して2010年に発刊した。これまで2万冊近い部数が県内外に出回っている。

 こうした人気を踏まえ、同センターが昨年5月に初めて料理教室を開催。市食生活改善推進協議会のメンバーを講師に招き、各地域の伝統料理を含めた郷土料理を広く伝えている。今年2月まで計6回開催の予定で、今回が5回目。

 この日は鶴岡市と庄内町から主婦層を中心に20人が参加。4人ずつ5テーブルに分かれ、同協議会の坂本多恵子会長をはじめ藤島地域在住の会員5人の指導で「どんがら汁」「弁慶めし」「どんごいの炒め物」「こづけ」「関根みそ」の5品を作った。

 主婦層が中心とあって参加者は下ごしらえをてきぱきと進め、作業の合間に「関根みそはなぜすり鉢でするのですか?」と講師に質問。会員は「後で煮るので、すっておくと滑らかな口当たりになるから」と答えていた。

 唯一の男性で参加した近藤恵一さん(65)=鶴岡市柳田=は「料理が好きなので、今日は何品か覚えていこうと参加した。主婦の皆さんより包丁を握った経験が少ないので邪魔ばかりしているかな」と笑いながら話していた。

庄内日報社より 2014年1月16日