清々しい朝、里山極楽の生存競争

今朝は雲一つない青空のなか、小鳥たちがやけに忙しく飛びまわっている。

   裏山と庭のあいだを数十羽の小鳥が猛スピードであちらこちらに飛んでいる。あっという間に見えなくなる。時速にしたら80キロ以上は出ているだろうか。一昨日はこの冬2回目の雪が降り、昨日は氷雨。一週間ほど悪天候が続いたので、小鳥たちは腹を空かせエサを求めているのだろう。

どんな種類の小鳥なのかよく見えないけれど、小枝に止まった鳥は、黄色・青・赤など鮮やかな羽根模様だった。エサ取りで余裕がないのかいっこうに鳴かないが、梅の蕾が開きかける2月中頃から、うぐいすがひっきりなしに美声を交わす。移住した当初はその声が爽やかなモーニングコールとなった。日々の暮らしの中でそれも慢性化すると特別な感慨はわかなくなるが、今朝のように清々しい朝に元気に飛び回る小鳥たちを見ていると、また改めて「極楽、極楽」と感謝の思いに満たされる。やりたいことは山ほどあり、思ってもできないことが山ほどあるのだけれども、まあいいか。

・・・と、のんきに庭を歩いていると、突然、ミッチィーが吠えた。
トンビがハトを追って庭に入りこんだところだった。危機一髪、ハトは身をかわして逃げた(昨年末、山際の裏庭に鳥の黒い羽毛がたくさん散らばっていたのは、イタチではなくトンビの仕業だったか)。
トンビは悔しそうに(おそらく)、しばらく電線に止まっていたが、今度はカラスがトンビを追い始めた。一対一ならむろんトンビに軍配があがるが、カラスの奴は集団でかかるからトンビはとりあえず逃げるようだ。のどかで平和な里山極楽でも生き物たちの生存競争が日々繰り返されている。 ( 2014.1.11 )  空太