鹿児島発: 島津家口伝の雑煮、正月三が日に提供

鹿児島市吉野町の仙巌園は正月三が日、園内のレストラン「御膳所桜華亭」で島津家口伝の正月料理「焼海老(やきえび)雑煮」を提供する。

20年以上前から、同園の関係者らが出席する年始会で振る舞ってきたが、会の廃止を受け、昨年から一般への提供を始めた。
出水産のクマエビを一昼夜水に浸し、だしを取ったすまし汁は、大きなエビと焼き餅、青菜、サトイモが入り、甘みがきいた優しい味わい。酢の代わりに地酒を使った酒ずしや春寒煮(しゅんかんに)、塩豚や灰巻(あくまき)などの郷土料理が並び、紅白なますや数の子、黒豆など定番の正月料理も楽しめる。
仙巌園総料理長の池畑忠広さん(60)は「島津家伝統の味を忠実に守っています。昔ながらの郷土料理も一緒に楽しんで」と話す。
1日25食限定で、1食2500円。着物を着ると1割引きになる。予約、問い合わせは仙巌園(099・247・1551)へ。

YOMIURI ONLINE より(2013年12月29日 読売新聞)