丹波発: 希少植物守ろう ミヤマカタバミの自生地保護

保護しようとする希少植物は、 「ミヤマカタバミ」 を中心に 「ニリンソウ」 や 「ショウジョウバカマ」 など。

味間地区まちづくり協議会 (西田幸夫会長) が12月18日、 篠山市味間奥の二村神社の境内周辺に自生する希少植物を守ろうと、 ロープや遊歩道を整備する保全作業を行った。 同地区住民有志約25人が参加。 雨が降りしきる中での作業だったが、 参加者たちは黙々と手際よく作業を進めていた。
保護しようとする希少植物は、 「ミヤマカタバミ」 を中心に 「ニリンソウ」 や 「ショウジョウバカマ」 など。 これらの花は、 毎年3月下旬から4月上旬にかけて、 境内の杉木立の林床で、 白や赤紫色の可憐な花を咲かせるという。
この日は、 自生地の保護活動の趣旨や植物採取の禁止を呼び掛ける看板を立てたほか、 自生地の周囲に立ち入りを禁止するロープを張り巡らした。 また 「保護するだけでなく、 多くの人々に地域の自然の素晴らしさを感じてもらいたい」 と、 自生地内に総延長75㍍の遊歩道も設置した。 耐久性を高めるため表面を焼いた幅60㌢の杉板を、 遊歩道の足場として並べた。
同協議会は、 地域の自然をPRするとともに、 保全・保護活動にも力を入れている。 今年8月には、 希少植物や自然環境を守っていくための知識を深めようと、 人と自然の博物館の研究員を招き、 学習会を催すなどしてきた。

写真・早春の頃、 可憐な花を咲かせる 「ミヤマカタバミ」 =篠山市宇土で

続き 丹波新聞 2013年12月26日